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ITコンサルタント向け転職エージェント10選!必要とされるスキルや転職のポイント

IT/Web業界

近年、IT技術やITツールの最適な活用は、各企業にとって、生き残るための必須事項となっています。そのため、IT関連技術のサポートを行うITコンサルタントの需要は高まり、将来性もある仕事として認知されるようになりました。この状況を踏まえて、「ITコンサルタントに転職したい」と思う人も増えていますが、自力で希望にあう企業を探して転職を果たすのは容易なことではありません。

そこでおすすめしたいのが、ITコンサルタントの転職に詳しい転職エージェントを利用することです。この背景を踏まえて、このコラムではITコンサルタント向けの転職エージェント10選を紹介し、転職エージェントに必要なスキルや転職時の注意点などを解説します。

ITコンサルタントの年齢別おすすめ転職エージェント

ITコンサルタントとして転職エージェントを選ぶ際には、目的にあったエージェントを選ぶことが非常に重要です。そこでこの項目では、未経験からITコンサルタントを目指す人、ITコンサルタントとして大手コンサルへの転職を目指す人、ITコンサルタントとしてベンチャー企業を目指す人に分けて、適した転職エージェントをおすすめします。

なお、この項目で紹介する転職エージェントは、当コラムの「ITコンサルタントの転職に強い!本当におすすめの転職エージェント10選」の項目で詳しく紹介していますので、ぜひご参照ください。

未経験からITコンサルタントになりたい人向け転職エージェント

ITコンサルタント未経験の人にとっては不安も多いでしょうから、細かくていねいなサポートをしてくれる転職エージェントを選ぶことが重要です。

たとえば、履歴書や職務経歴書用の独自テンプレートを用意しているアルバトロス転職、未経験からの転職を多数サポートしているアクシスコンサルティング、支援する転職希望者の7割がコンサルタント未経験であることを明示しているMyVisionなどは未経験からITコンサルタントを目指す人にとって強い味方になってくれるでしょう。

ITコンサルタントとして大手企業を目指したい人向け転職エージェント

ITコンサルタントとしてのスキルや経験がある人なら、待遇改善やキャリアアップを目的として大手企業を目指すケースが多いでしょう。

そんな人たちにおすすめなのは、全求人年収500万円以上、年収アップ率が95%以上をアピールするTechClipsエージェント、大手コンサルティングファームの案件も扱うアクシスコンサルティング、ミドルクラスやハイクラスの管理職・専門職向けの転職エージェントJACなどです。

ITコンサルタントとしてベンチャー企業を目指したい人向け転職エージェント

既にある程度の成熟を果たしている大手企業を目指す人も多いですが、「若さや熱量で業界に挑むベンチャー企業で成長の機会を見つけたい」、と思う人も少なくないでしょう。

そんなケースには、勢いがあるベンチャーファームとの取引が多いアクシスコンサルティング、ITコンサルタントに関連する案件も扱っているR-Stone、成長中のベンチャー企業に関連するITコンサルタントの求人を扱う社内SE転職ナビなどがおすすめです。

ITコンサルタントの転職に強い!本当におすすめの転職エージェント10選

この項目では、ITコンサルタントの転職に強い転職エージェント10選を紹介し、それぞれの概要や特徴を解説していきます。転職エージェントにはそれぞれの得意な点があるので、まず特徴を比較して自分にあった転職エージェントを選んでください。

Tecgateエキスパート

引用:Tecgateエキスパート

Tecgateエキスパートは、システム開発歴20年の実績をもつ株式会社セルバが運営している転職エージェントです。

ハイクラスのSEやITエンジニアの転職に特化しており、月収100万円以上の案件も多数扱っています。また非公開求人の扱いも多く、希少枠の求人を紹介できるのもTecgateエキスパートの特徴です。フルリモートの案件も扱っているので、居住地域に関わりなく転職の相談ができます。

さらに、Tecgateエキスパートを利用すると、転職希望者のキャリアプランにあわせた案件を紹介してくれること、業界に精通したキャリアコンサルタントが転職をサポートしてくれること、企業への希望条件を担当者が丁寧に交渉してくれることなどのメリットを享受できます。

項目 内容
公開求人数 不明
非公開求人数 不明
運営会社 株式会社セルバ
対応エリア 不明
料金 無料
公式HPURL Tecgateエキスパート

アビリティクラウド

引用:アビリティクラウド

アビリティクラウドはフリーコンサルタント向けのプライム案件を多数扱っています(プライム案件とは、クライアントから直接受けた案件のことで、日本語では「元請け」とも訳されます)。プライム案件は中間業者を挟まないので余計な中間マージンが発生せず、高単価を実現しやすいメリットがあります。

アビリティクラウドでは案件の平均継続期間が1年以上と長めなので、フリーコンサルタントとしては安心感があります。また、面接から24時間以内に案件を紹介できるスピーディーな体制が構築されているので、「できるだけ早く働きたい」と思っている人にもおすすめです。

また、リモート案件を多数扱っているので、ライフスタイルにあった働き方ができる点もアビリティクラウドの大きな魅力です。

項目 内容
公開求人数 2024年5月9日現在1,549件
非公開求人数 不明
運営会社 イグニッション・ポイント フォース株式会社
対応エリア 全国
料金 無料
公式HPURL アビリティクラウド

TechClipsエージェント

引用:TechClipsエージェント

TechClipsエージェントは、IT系のエンジニアやコンサルタントへの転職を目指す人に向けた転職支援サービスです。

TechClipsエージェントはマッチング率の高さや2024年5月現在で転職後1年以内に離職した人が8年連続ゼロであることなどをアピールしています。また、全求人が年収500万円以上であること、年収アップ率が95%以上であることなども特徴的です。

さらに、業界経験が豊富なエンジニア出身のコンサルタントが多いうえに、現役エンジニアもコンサルタントを務めているので、転職希望者の強みを企業に伝えやすく、キャリアプランの相談にも対応可能です。登録後の面談はオンラインでもできますし、土曜、日曜のほか夜間にも対応してくれるそうなので希望の時間をご相談ください。

項目 内容
公開求人数 2024年5月25日現在704件(取引会社1,000社以上)
非公開求人数 不明
運営会社 Notari株式会社
対応エリア 東京都内
料金 無料
公式HPURL TechClipsエージェント

アルバトロス転職

引用:アルバトロス転職

アルバトロス転職は2022年に設立された株式会社アルバトロスが運営しており、「自分らしく働ける会社へ」という理念をもっています。

対応エリアは全国におよび、常時1万件以上の求人を保有しています。また、年中無休、朝9時から23時までサポートしてくれるので、在職中で日々多忙な人にもおすすめです。さらに、LINEを使って気軽に相談できますから、やり取りがしやすい魅力をもっています。申し込み後であれば、希望する人に向けてキャリアカウンセリングを提供していますし、その結果を踏まえて求人紹介もしてくれます。

ほかにも運営会社が、転職サポート以外に退職代行業やセルフ退職の支援もしているなど、退職関連で困っている人に特化したサービスがあるのも大きな特徴です。

項目 内容
公開求人数 常時1万件以上
非公開求人数 不明
運営会社 株式会社アルバトロス
対応エリア 全国
料金 無料
公式HPURL アルバトロス転職

アクシスコンサルティング

引用:アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは創業から20年以上の歴史をもつコンサルタント転職支援企業です。

大手コンサルティングファームや勢いがあるベンチャーファームとの取引があるばかりでなく、未経験からのITコンサルタントへの転職サポートも行っています。また、フリーランスへの案件紹介に加えて、独立支援も行っているので、ライフスタイルにあったサポートを受けられるメリットがあります。

アクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーの多くはIT業界やコンサルティング業界出身なので、ITコンサルタントを目指す人に有益なサポートをしてくれるでしょう。さらに、「転職を果たしたら終わり」という関係ではなく、転職後のキャリアパスも相談できるなど心強いサポートが期待できます。

項目 内容
公開求人数 不明
非公開求人数 不明(求人のうち約77%が非公開求人)
運営会社 アクシスコンサルティング株式会社
対応エリア 不明
料金 無料
公式HPURL アクシスコンサルティング

MyVision

引用:MyVision

MyVisionはコンサルタント業界の転職に特化した転職エージェントです。200社を超えるコンサルティングファームとのコネクションがあるので、大手への転職を目指す人にもおすすめです。

またMyVisionは、過去の多くの実績をベースとして、独自の面接対策資料や想定頻出問題集を作成していますから、マッチングされた後の企業対応サポートも十分に期待できます。さらに、元コンサルタントを相手に模擬面接ができる点や、転職自体を無理に進めない中立的な立場である点なども利用者にとって心強い特徴です。

MyVisionは支援している転職希望者の7割がコンサルタント業界未経験であることを明示しています。この点から、未経験でITコンサルタントを目指す人にとって、ハードルが低い転職エージェントと言えるでしょう。

項目 内容
公開求人数 不明
非公開求人数 不明
運営会社 株式会社MyVision
対応エリア 不明
料金 無料
公式HPURL MyVision

R-Stone

引用:【R-Stone(アールストーン)】

R-StoneはIT、Web、ゲーム業界に特化した転職エージェントです。ITやWeb業界に関連する知識を豊富にもつコンサルタントやキャリアドクターが転職をサポートしてくれるので、柔軟でスピーディーな交渉が期待できます。

運営元であるアールストーンは2007年に設立され会社で、約2万人のキャリア相談を受けてきた実績があり、2024年4月末時点で約3,000の会社との取引を行っています。専属コンサルタントの細やかな対応と、チーム体制によるフォローがあるので、総合的な情報提供が行われる点もR-Stoneの強みです。

R-Stoneは就労しながら転職を目指す人に向けて、20時開始までの面談を受け付けています。また、R-Stoneはフリーランス向けのIT、Web関連の求人も多数扱っています。

項目 内容
公開求人数 約3,792件(2024年5月24日現在)
非公開求人数 不明
運営会社 株式会社アールストーン
対応エリア 全国
料金 無料
公式HPURL 【R-Stone(アールストーン)】

レバテックキャリア

引用:レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化したエンジニアとクリエイター専門の転職サポートです。求人検索の段階で「ITエンジニア求人検索」と「デザイナー求人検索」に分けられているので、インフラエンジニアが求める求人情報にたどり着きやすいメリットがあります。

また、レバテックキャリアの担当者は年に1万回以上も企業を訪問し、現場の情報を細かく収集しています。その際、人事やエンジニア、プロジェクトマネージャーなど複数の立場の人と交流し、その企業がもつスキルや職場の雰囲気、キャリアアップ支援や福利厚生の充実度、平均的残業時間など、細かい点まで情報収集を行っているため、利用者の希望を踏まえたマッチングが期待できます。

項目 内容
公開求人数 24,000件以上
非公開求人数 不明
運営会社 レバテック株式会社
対応エリア 全国
料金 無料
公式HPURL レバテックキャリア

社内SE転職ナビ

引用:社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、アイムファクトリー株式会社が運営している、社内SEに特化した転職支援サイトです。

アイムファクトリーの活動拠点が東京と大阪にあるので、紹介案件は関東、関西が多いですが、地方に住む人に向けてオンライン面談も行っています。また、面談は平日20時30分開始に対応しますし、土曜日は10時から19時まで対応しているので在職中で平日の昼間は忙しい人でも相談しやすいように配慮されています。

また、社内SE転職ナビは求人の紹介だけにとどまらず、転職希望者のキャリアを分析したうえで転職活動の強みとなる部分を明確にしてくれます。さらに、企業の要求レベルに達していない点を指摘して、補うためのアドバイスもしてくれるなど細かいサポートが魅力です。

項目 内容
公開求人数 5,209件(2024年5月26日現在)
非公開求人数 不明(扱う求人の約7割は非公開求人)
運営会社 アイムファクトリー株式会社
対応エリア 北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、愛知、福岡
料金 無料
公式HPURL 社内SE転職ナビ

JACリクルートメント

引用:JACリクルートメント

JACはミドルクラスやハイクラスの管理職・専門職向けの転職エージェントで、運営元は株式会社ジェイエイシーリクルートメントです。

JACには複数のサービスブランドがあり、ITやWeb業界などのデジタルコンテンツを扱う会社への転職を希望する人に向けて「JAC Digital」を用意しています。JAC Digitalでは、IT・デジタルに精通したコンサルタントが転職をサポートしており、インフラエンジニアの転職も扱っています。

なお、JACが扱うIT、デジタル関連の求人は半数以上が年収1,000万円超ですし、年収800万円以上の案件は80%を超えます。そのため、転職の実現だけでなく、年収の向上をめざして転職を考える人や、経営に近いポジションで働きたい人にJACはおすすめです。

項目 内容
公開求人数 不明
非公開求人数 非公開求人率65%
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
対応エリア 北関東(群馬/栃木/茨城/埼玉)、神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、中国エリア(広島/岡山)、福岡、海外
料金 無料
公式HPURL JACリクルートメント

ITコンサルタントの転職で転職エージェントを利用するメリット

ここでは、ITコンサルタントの転職活動を行う際に、業界特化型の転職エージェントを利用することのメリットを解説します。

自分に合った転職先を業界に精通したエージェントが紹介してくれる

業界に特化した転職エージェントは、総合的な転職エージェントに比べると、業界の仕事の流れや業界用語、業界特有の必須スキル、転職の傾向などを細かく把握しています。そのため、業界特化型の転職エージェントは、総合的な転職エージェントができない配慮をしてくれるメリットがあるのです。

転職に有利な面接対策・履歴書(職務経歴書)の書き方をアドバイスしてくれる

業界特化型の転職エージェントは、その業界への転職を目指す人の履歴書や職務経歴書を無数に見て、その結果も把握しています。また面接に関しても、企業ごとに有効な対策を持っていることも少なくありません。

これらの点を踏まえると、業界特化型の転職エージェントを利用せずに特定業界への転職を考えるのは、地図をもたずに見知らぬ土地に踏み込むようなものです。

雇用条件の交渉など言いにくいことも対応してくれる

転職希望者としては、「企業に対して要求が多いと採用してもらえないのでは?」という意識が働きやすいので、雇用条件の交渉は妥協しがちです。

しかし、転職エージェントなら、企業に対して第三者的立場から、給与や待遇などを交渉してくれます。そのため転職を果たすだけでなく、有利な条件で転職したい場合にも転職エージェントは役立ちます。

ITコンサルタントとしての自分の市場価値を客観的に判断できる

自力で転職活動をする場合、自分自身の市場価値がわからないことから、レベルが高い企業にエントリーして相手にされなかったり、要求可能な給与以下で働くことになったりしがちです。

一方、転職エージェントは多数の転職希望者を見てきた実績と、企業が望むレベルを把握しているので、面談によって市場価値を判断したうえでマッチングしてくれます。

ITコンサルタントの転職エージェントを利用する流れ(相談~転職成功まで)

この項目では、ITコンサルタントとして転職する際に、転職エージェントを利用して転職を成功させるまでの流れを解説します。

  • 1.エージェントへの登録

    転職エージェントのサイトにアクセスして、指示される事項を記入する必要があります。登録は、多くの場合数分で終わる簡単な作業です。

  • 2.エージェントからの対応

    転職希望者が書き込んだ情報を見て、エージェントからの反応があります。

  • 3.エージェントとの面談

    エージェントと面談を行って、相互理解を深めます。

  • 4.マッチング、求人紹介

    面談の内容を踏まえてエージェントが企業をマッチングします。

  • 5.書類作成

    紹介された企業に提出する履歴書などを用意すると、エージェントが添削してくれます。

  • 6.企業による書類選考

    書類を受け取った企業が選考を行います。

  • 7.エージェントとの面接対策

    面接に先駆けてエージェントと一緒に対策を行います。

  • 8.企業との面接

    企業との面接を行います。エージェントのアドバイスを生かして転職を成功させましょう。

  • 9.転職成功

    企業からの内定があればエージェントが出社日などを調整し、転職先への入社が叶います。

ITコンサルタントとしての転職を有意義なものにするための転職エージェントの活用方法

ここでは、ITコンサルタントとして転職を成功させるための、有効な転職エージェントの活用方法を解説します。

一つに絞らず複数の転職エージェントに登録する

転職エージェントは1社だけに絞らず、2~3社程度は登録することをおすすめします。1社だけを利用していても得られる情報が少ないですし、なんらかのトラブルがあると転職活動が止まってしまうからです。

とはいえ、あまり多くの転職エージェントに登録すると、メッセージに対応するのも大変で、良い情報が来ても適切な対応ができない可能性があります。これらを踏まえると、2~3社程度に登録することが適当です。

ただし複数の転職エージェントを使う場合は、必ず他社にも登録していることをエージェントに伝えてください。これによって、複数の転職エージェントから同じ企業に情報提供されることが避けられます。

スキルや経歴など等身大の自分を転職エージェントに伝える

転職エージェントは転職希望者のスキルや経歴を踏まえてマッチングを行うので、嘘をつくのは厳禁です。嘘の情報で転職すると転職後に苦労しますし、転職活動中に嘘が発覚すると転職活動に支障がでます。そのため必ず等身大の情報を伝えるようにして下さい。

転職の希望条件を妥協せずに伝える

転職に際して給与や待遇、配属先や勤務地など、希望する点があれば妥協せずに転職エージェントに伝えましょう。妥協や遠慮で伝えなかった条件は叶うことはありませんが、転職エージェントの力量や企業の理解があれば、個人としては難しいと思えた希望でも叶うこともあります。

転職エージェントに対して真摯な対応をする

転職エージェントは大切なビジネスパートナーとして、真摯な対応を心掛けましょう。転職エージェントのメッセージに対応しなかったり横柄に扱ったりすると、転職エージェントとしても優良な企業を紹介するモチベーションを保てません。

一方、真摯に対応していれば、それによって得られる好印象が企業に伝達されて、転職する上でのプラス要素にもなります。

自分と担当者の相性が良くないと感じたら早めに伝える

エージェントとの相性が良くないと感じたら、早めに担当を交代してもらいましょう。人間同士であれば相性が悪い人は存在しますから、合わない相手と無理にやり取りする必要はありません。

また、多くの転職エージェントは真摯に転職サポートをしていますが、中には不誠実な人もいるかもしれません。もしも、「自分は誠意をもって接しているのに、エージェントが誠意ある対応をしてくれない」と判断した場合、転職エージェントの事務所に相談するなどして担当を変えてもらいましょう。

ITコンサルタントの転職に関するよくある質問

この項目では、ITコンサルタントの転職に関連してよくある質問にお答えします。

ITコンサルタントの平均年収を教えてください

「求人ボックス 給料ナビ」によれば、ITコンサルタントの2024年4月末時点の平均年収は647万円と報告されています。

一方、国税庁が発表している「令和4年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本の給与所得者の平均年収は458万円とされているので、ITコンサルタントは、平均的な年収よりも約90万円も多い収入を得られる職種であることがわかります。

このように高収入を得やすいことからITコンサルタントを目指す人は多く、ライバルも多数存在します。そのため転職を有利に進めるには、自分にあった転職エージェントを利用することが重要です。

ITコンサルタントに必要なスキルを教えてください

ITコンサルタントに必要なスキルは、IT関連の専門知識、コミュニケーションスキル、ロジカルシンキングなどです。

ITコンサルタントの主たる業務はITを使って企業の問題を解決することですから、IT関連の専門知識は日々更新し続けなければなりません。また、クライアントの問題を把握するときや、問題解決方法を提示するときに適切なコミュニケーションができなければITコンサルタントの任は果たせません。

さらに、ITコンサルタントの提案は論理的でなければクライアントは納得できませんし、実際の問題も解決できませんから、ロジカルシンキングも欠かせないスキルです。

ITコンサルタントの転職における面接ではどのようなことを聞かれるのでしょうか?

ITコンサルタントの面接で聞かれることが多いのは、転職理由、志望動機、キャリアビジョンなどです。

転職理由に関しては前の会社のネガティブな部分を話すことになりがちですが、恨みや怒り、愚痴や呪詛などが前面に出ないように注意し、事実を端的に語ることを心がけましょう。志望動機は、その会社でなければならない点と、自分がやりたいことや目指すことが一致するよう、企業の特徴と自分の意思を絡めて用意しましょう。

キャリアビジョンは、5年後、10年後のビジョンを答えれば良いのですが、自社の方針や将来像と重なるかどうかを確認したい面接官もいるので、その点は踏まえた方が良いでしょう。

ITコンサルタントとして働く場合、大企業とベンチャー企業で仕事内容はどう変わりますか?

ITコンサルタントとして働くうえで、大手とベンチャーではいくつかの違いがあります。企業による違いもあるでしょうが、大手であれば一般的に研修、教育などに時間をかけられますし、先輩社員が指導する体制もあるので仕事の基礎や人と連携する方法を学べるメリットがあります。一方、ベンチャーではリソースに余裕がないことが多く、教育体制も整っていないことから実戦で学んでいくことが多いでしょう。

一概にどちらが良いとも言えませんが、「短期間で実働能力を上げたい」、「成果に絡みたい」と思うならベンチャーが有利です。一方大手は「基礎をしっかり学びたい」、「大企業の仕事運びを知りたい」という人に向いています。また大手に勤めていたこと自体もアドバンテージとして利用できる局面もあります。

ITコンサルタントのキャリアパスを教えてください

ITコンサルタントのキャリアパスは、所属している会社で向上を目指すか、転職を視野に入れるかで大きく異なります。

会社に所属したままキャリアアップを目指すのなら、ITコンサルタントとしての技量や成果を積み重ねて、その分野のスペシャリストとなるか、管理職を目指すかの二択です。

一方転職を視野に入れるのであれば、より大きな企業を目指して給与や待遇を上げるルート、自由度の高さを求めてフリーランスとなるルート、独立起業して経営者となるルートなどが考えられます。

未経験からITコンサルタントに転職するのは難しいですか?

未経験でITコンサルタントに転職するのは、経験者に比べると不利な点はあっても決してできないことではありません。

まず20代であれば、年齢によるポテンシャルを踏まえて、経験が無い人でも比較的転職しやすいでしょう。また30代以降であっても、IT業界で働いていた経験があれば、アピールポイントとして十分有効です。

一方30代以降で、IT関連の経験が無い場合、不利な点が目立つので、最低限IT関連の知識は補強しておくべきでしょう。

また、未経験でITコンサルタントを目指す人に適した転職エージェントもあるので、まずは登録してアドバイスを受けてください。

ITコンサルタント向けの転職エージェントは一般的な転職エージェントとどういった違いがありますか?

ITコンサルタント向けの転職エージェントは、転職希望者の要望と企業のニーズを踏まえたマッチングをしてくれるので、双方にとってミスマッチが起こりにくいメリットがあります。

また、ITコンサルタントに詳しい転職エージェントなら、履歴書や職務経歴書、面接対策などのアドバイスも的確ですし、非公開求人に接しやすいなどメリットが豊富です。

【まとめ】ITコンサルタントとしてのキャリアアップには転職エージェントが強い味方!

ITコンサルタントとしての転職を目指す人に向けて、おすすめの転職エージェントを紹介した上で、転職に役立つ知識を多数紹介しました。

ITの使用は現代の企業にとって必須のことなので、ITコンサルタントの需要は多数存在します。そのため転職事情は明るいですが、自力で希望にあう企業を選ぶのは簡単ではありません。それを踏まえて、ITコンサルタントへの転職を目指すなら、業界特化型の転職エージェントを上手に利用しましょう。