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Webデザイナーにおすすめ!転職エージェント10選と未経験・キャリア向けのポイント

IT/Web業界

Web開発を行う会社で、WebデザイナーはWebエンジニアと並んで高い需要をもっています。そのため「これからWebデザイナーになりたい」、「Webデザイナーとしてスキルアップやキャリアアップを果たしたい」といった理由で転職を目指す人は多いでしょう。

とはいえ、就労しながら転職活動をするのは大変ですから、転職エージェントを利用する人も増えています。そこでこのコラムでは、Webデザイナーにおすすめしたい転職エージェントを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Webデザイナーが転職エージェントを選ぶ際の主な条件

Webデザイナーとして転職エージェントを選ぶ際には、まずどのような転職を求めているかを整理することが重要です。以下で、転職に求めるものを3種類に分けて状況を整理し、それぞれのタイプにあった転職エージェントもおすすめします。

なお、この項目で紹介する転職エージェントは、当コラムのWebデザイナーの転職に強い!本当におすすめの転職エージェント10選」の項目で詳しく紹介していますので、ぜひそちらもご参照ください。

未経験からWebデザイナーへの転職を目指している場合

まず解説するのは、「Webデザイナーとしての就業経験はないが、これからWebデザイナーを目指したい」というタイプです。

異業種からWebデザイナーを目指すのであれば、履歴書や職務経歴書の作成に自信がない人用に独自テンプレートを提供しているアルバトロス転職、20~30代、第2新卒に特化したツナグバ、社員登用の可能性がある紹介予定派遣も扱っているシリコンスタジオエージェント、完全無料で利用できるITスクールを有するユニゾンキャリアの3社がおすすめです。

経歴がありキャリアアップや年収アップを目的とした転職の場合

既にWeb業界である程度の経験があり、転職にキャリアアップや年収アップを求める人も少なからず存在するでしょう。

そのようなケースであれば、マッチング先のキャリアアップ体制など細かい情報をベースに転職サポートをしているレバテックキャリア、ミドルクラスやハイクラスの管理職・専門職向けの転職エージェントであるJAC、ハイクラス向けの非公開求人を多数扱っているtype転職エージェントの3社がおすすめです。

フリーランスとして働くことを視野に入れている場合

「人間関係の煩わしさを避けたい」、「自由度が高い働き方をしたい」と考える人なら、フリーランスのWebデザイナーを目指す人が多いでしょう。

そんな人におすすめなのは、Web業界に多数のパイプをもつレバテッククリエイター、柔軟でスピーディーな交渉力をもつR-Stone、約9割のエンド直案件を扱うITプロパートナーズ、の3社がおすすめです。

Webデザイナーの転職に強い!本当におすすめの転職エージェント10選

ここからは、Webデザイナー業界に強い転職エージェント10選を紹介し、それぞれの概要や特徴を解説していきます。どの会社にもそれぞれの個性があり、得意な部分が異なるので、まずしっかり見極めて、自分にあった転職エージェントを選んでください。

アルバトロス転職

引用:アルバトロス転職

アルバトロス転職は2022年に設立された株式会社アルバトロスが運営しており、「自分らしく働ける会社へ」という理念をもっています。

対応エリアは全国におよび、常時1万件以上の求人を保有しています。また、年中無休、朝9時から23時までサポートしてくれるので、在職中で日々多忙な人にもおすすめです。さらに、LINEを使って気軽に相談できますから、やり取りがしやすい魅力をもっています。申し込み後であれば、希望する人に向けてキャリアカウンセリングを提供していますし、その結果を踏まえて求人紹介もしてくれます。

ほかにも運営会社が、転職サポート以外に退職代行業やセルフ退職の支援もしているなど、退職関連で困っている人に特化したサービスがあるのも大きな特徴です。

項目 内容
公開求人数 常時1万件以上
非公開求人数 不明
運営会社 株式会社アルバトロス
対応エリア 全国
料金 無料
公式HPURL アルバトロス転職

レバテッククリエイター

引用:レバテッククリエイター

レバテッククリエイターは、フリーランス向けのWeb・ゲームクリエイターを対象とする転職エージェントです。運営しているレバテック株式会社はシステムエンジニアリング会社ですから、Web業界にも多数のパイプがあり、取引社数は1万社を超えます。

フリーランスに特化していることもあり、支払いサイトが当月末締め翌月15日支払いと短めに設定されています。さらに、確定申告のサポートや、税理士を紹介するシステムもありますし、無料のフリーランス相談会も実施しています。また、案件参画中にも専任担当者がフォローしてくれるので、仕事が途切れる不安を軽減できます。

これらの点から、既にフリーランスとして活躍している人にも、これからフリーランスになる人にもおすすめです。

項目 内容
公開求人数 常時約1,000件
非公開求人数 不明
運営会社 レバテック株式会社
対応エリア 不明
料金 無料
公式HPURL レバテッククリエイター

ツナグバ

引用:ツナグバ

ツナグバは20~30代の若い層への転職サポートに注力しており、社会人経験がある第2新卒の人に特化した転職エージェントです。

この年齢層であれば業務経験が少ないのは仕方のないことですが、転職活動をするうえで、スキルのアピールができない点に不安を感じやすいでしょう。ツナグバはそんな不安を持つ人に対して、中長期的な視点から、スキルアップが可能な仕事をサポートしてくれます。また、転職に必要な職務経歴書や履歴書などの書類作成を代行してくれるので、初めて転職する人にとっても心強い味方となってくれるでしょう。

転職アドバイザーは5,000人以上の相談実績をもっていますから、過去の豊富な経験を生かしたサポートやアドバイスが期待できます。

項目 内容
公開求人数 常時1万社以上
非公開求人数 不明
運営会社 株式会社ツナグバ
対応エリア 不明
料金 無料
公式HPURL ツナグバ

シリコンスタジオエージェント

引用:シリコンスタジオエージェント

シリコンスタジオエージェントの運営元であるシリコンスタジオは、ミドルウェア開発を専門とする会社です。そのため、ゲームやITに関連する企業に複数のパイプをもっています。この特徴を生かして90%以上の取引をゲーム・アミューズメント業界と行っている点が大きな特徴です。

シリコンスタジオエージェントは面接日や就業開始日、報酬や残業時間など、細かいところまで転職希望者のライフスタイルに沿って交渉してくれます。また、対象企業を絞って履歴書や職務経歴書の対策をしてくれる点も魅力です。

さらに、「社員雇用を目指したいがスキルに不安がある」といった人に向けて、社員登用の可能性がある紹介予定派遣も扱っているので、まずは派遣社員として働く手もあります。

項目 内容
公開求人数 5,000件以上
非公開求人数 不明
運営会社 シリコンスタジオ株式会社
対応エリア 全国
料金 無料
公式HPURL シリコンスタジオエージェント

R-Stone

引用:【R-Stone(アールストーン)】

R-StoneはIT、Web、ゲーム業界に特化した転職エージェントです。ITやWeb業界に関連する知識を豊富にもつコンサルタントやキャリアドクターが転職をサポートしてくれるので、柔軟でスピーディーな交渉が期待できます。

運営元であるアールストーンは2007年に設立され会社で、約2万人のキャリア相談を受けてきた実績があり、2024年4月末時点で約3,000の会社との取引を行っています。専属コンサルタントの細やかな対応と、チーム体制によるフォローがあるので、総合的な情報提供が行われる点もR-Stoneの強みです。

R-Stoneは就労しながら転職を目指す人に向けて、20時開始までの面談を受け付けています。また、R-Stoneはフリーランス向けのIT、Web関連の求人も多数扱っています。

項目 内容
公開求人数 約3,792件(2024年5月24日現在)
非公開求人数 不明
運営会社 株式会社アールストーン
対応エリア 全国
料金 無料
公式HPURL 【R-Stone(アールストーン)】

レバテックキャリア

引用:レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化したエンジニアとクリエイター専門の転職サポートです。求人検索の段階で「ITエンジニア求人検索」と「デザイナー求人検索」に分けられているので、インフラエンジニアが求める求人情報にたどり着きやすいメリットがあります。

また、レバテックキャリアの担当者は年に1万回以上も企業を訪問し、現場の情報を細かく収集しています。その際、人事やエンジニア、プロジェクトマネージャーなど複数の立場の人と交流し、その企業がもつスキルや職場の雰囲気、キャリアアップ支援や福利厚生の充実度、平均的残業時間など、細かい点まで情報収集を行っているため、利用者の希望を踏まえたマッチングが期待できます。

項目 内容
公開求人数 24,000件以上
非公開求人数 不明
運営会社 レバテック株式会社
対応エリア 全国
料金 無料
公式HPURL レバテックキャリア

ITプロパートナーズ

引用:ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは株式会社Hajimariが運営しているフリーランスエンジニア専属のエージェントです。紹介案件の約9割がエンド直であることや、約7割がリモート案件であることなどを特徴としています。

ITプロパートナーズは、商流を挟まないことによる単価の高さや、働き方の自由度の高さ、自社開発案件の多さ、持っているスキルが報酬に反映されやすいこと、興味を持つ分野に携わりやすいことなどを自社のメリットとしています。

また、支払いサイトが20日と短いこともフリーランスとして働く人にとっては大きな魅力です。さらに、週2日から働けること、利用企業数が2,000社以上であることなどもアピールしており、自由度の高さや、紹介案件数の安定性が期待できます。

項目 内容
公開求人数 直案件保有数4,000件以上
非公開求人数 不明
運営会社 株式会社Hajimari
対応エリア 不明
料金 無料
公式HPURL ITプロパートナーズ

JACリクルートメント

引用:JACリクルートメント

JACはミドルクラスやハイクラスの管理職・専門職向けの転職エージェントで、運営元は株式会社ジェイエイシーリクルートメントです。

JACには複数のサービスブランドがあり、ITやWeb業界などのデジタルコンテンツを扱う会社への転職を希望する人に向けて「JAC Digital」を用意しています。JAC Digitalでは、IT・デジタルに精通したコンサルタントが転職をサポートしており、インフラエンジニアの転職も扱っています。

なお、JACが扱うIT、デジタル関連の求人は半数以上が年収1,000万円超ですし、年収800万円以上の案件は80%を超えます。そのため、転職の実現だけでなく、年収の向上をめざして転職を考える人や、経営に近いポジションで働きたい人にJACはおすすめです。

項目 内容
公開求人数 不明
非公開求人数 非公開求人率65%
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
対応エリア 北関東(群馬/栃木/茨城/埼玉)、神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、中国エリア(広島/岡山)、福岡、海外
料金 無料
公式HPURL JACリクルートメント

ユニゾンキャリア

引用:ユニゾンキャリア

ユニゾンキャリアは、ITやWeb業界、ゲーム業界の転職に精通した転職エージェントです。

過去にIT業界で実働していたアドバイザーが多数在籍しているため、それぞれの業種に向けた適切なサポートが期待できます。またユニゾンキャリアは完全無料のITスクールを運営しているので、「インフラエンジニアとして働きたいがスキルに不安がある」と悩んでいる人におすすめです。このスクールには元エンジニアの講師が常駐しているので、疑問があるときにも素早く解消できます。

さらにユニゾンキャリアはIT業界の内部事情に精通しているため、インフラエンジニアを目指す人に業務の流れなどを事前に説明することで、入社後に感じがちなギャップを小さくする取り組みもあります。

項目 内容
公開求人数 10,000件以上(対象は経験者のみ、非公開求人含む)
非公開求人数 不明
運営会社 株式会社ユニゾン・テクノロジー
対応エリア 不明
料金 無料
公式HPURL ユニゾンキャリア

type転職エージェント

引用:type転職エージェントハイクラス

type転職エージェントは、「ハイクラス」、「営業」、「女性」、「IT」などのキーワードに強みを持つ転職コンサルタントです。特にIT・Web業界への転職を成功させたい人に向けて、「type転職エージェントIT」が用意されています。

type転職エージェントITには25,000件以上の求人があり、その多くは一般の求人サイトには掲載されない非公開求人です。また、エンジニアやクリエイターの転職ノウハウをもつ専任アドバイザーが多数在籍しているため、利用者の希望と、スキルや経験値を踏まえた転職サポートが期待できます。

さらに、職種ごとの職務経歴書のサンプルが多数用意されているなど、必要書類に関するサポートを受けることも可能です。

項目 内容
公開求人数 2024年5月8日現在27,492件
非公開求人数 2024年5月8日現在17,540件
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
対応エリア 全国
料金 無料
公式HPURL type転職エージェントハイクラス

Webデザイナーの転職で転職エージェントを利用するメリット

この項目では、Webデザイナーの転職において、転職エージェントを利用するメリットを解説します。

自分に合った転職先を業界に精通したエージェントが紹介してくれる

ひとくちに「Webデザイナー」と言っても、自社のWebデザインをしてきた人や、制作会社に勤めている人、広告代理店で仕事をしている人など、状況によって得意なことが異なります。

さまざまな職種を扱う総合的な転職エージェントでは、上記のような細かい違いを踏まえることは難しく、利用者と企業のミスマッチにつながるリスクがあります。

一方、Web業界に精通した転職エージェントであれば、マッチング先のニーズを踏まえて、利用者のスキルや経験、要望やライフスタイルにあったサポートをしてくれます。

転職に有利な面接対策・履歴書(ポートフォリオ)の書き方をアドバイスしてくれる

どの業界であっても、履歴書の書き方や面接対策には特有の傾向が存在します。そしてWeb関連業界にも、やはり固有の傾向がありますから、Webデザイナーの転職に特化したエージェントであれば、書類作成の際に適切な対応をアドバイスしてくれます。

また、Webデザイナーとして転職を目指す人はポートフォリオの提出を要求されることが多いですが、良い転職エージェントなら、ポートフォリオのまとめ方にもアドバイスしてくれるでしょう。

雇用条件の交渉など言いにくいことも対応してくれる

転職希望者としては、給料や待遇、勤務先や配属先などの要望があっても、「採用してもらえるかわからない企業に、個人で交渉するのは気が引ける」と感じがちです。

そんなとき転職エージェントがいれば、第三者的立場から企業に交渉してもらえるメリットがあります。これを踏まえて、転職エージェントに対しては遠慮することなく、収入や働き方などの希望をしっかり話しておきましょう。

Webデザイナーとしての自分の市場価値を客観的に判断できる

転職エージェントを利用せず個人で転職を目指す場合、自己の市場価値を客観視しにくいので、エントリー先の選択にミスマッチが起きがちです。

一方Webデザイナーの転職を多数サポートしてきたエージェントであれば、利用者の市場価値を踏まえたマッチングをしてくれるので、レベルが高すぎる会社にエントリーして惨敗したり、レベルが低すぎる会社に入ったりするリスクを回避できます。

Webデザイナーが転職エージェントを利用する流れ(相談~転職成功まで)

Webデザイナーが転職エージェントを利用して転職を成功させるまでの流れを解説します。

  • 1.登録

    利用者は転職エージェントのサイトにアクセスして必要事項を記入する必要があります。

  • 2.エージェントからのレスポンス

    利用者が登録した情報を見て、エージェントからのレスポンスがあります。

  • 3.面談

    エージェントと面談を行って、現状のスキルや転職に望むことを伝えます。

  • 4.求人紹介

    面談の内容を踏まえてエージェントが企業を紹介します。

  • 5.書類作成

    企業に提出する履歴書やポートフォリオを用意し、エージェントが添削を行います。

  • 6.書類選考

    書類を受け取った企業が選考を行います。

  • 7.面接対策

    面接に先駆けてエージェントと一緒に対策を行います。

  • 8.面接

    企業との面接を行います。

  • 9.転職成功

    企業からの内定があれば転職成功です。

Webデザイナーとしての転職を有意義なものにするための転職エージェントの活用方法

ここでは、Webデザイナーとして転職を成功させるための、有効な転職エージェントの活用方法を解説します。

一つに絞らず複数の転職エージェントに登録する

各転職エージェントにはそれぞれ関係性が深い企業があるため、同じ利用者に対しても異なるマッチングをします。そのため、複数の転職エージェントを活用すると得られる情報が増えますし、マッチング先を比較しながら自分にあう企業を選べるチャンスが広がります。

しかし、管理できないほど多くの転職エージェントに登録すると、メッセージなどに対応するのが大変です。そのため、転職エージェントは1社に絞るのではなく、2~3社に登録することをおすすめします。

また、複数の転職エージェントに登録する場合、その旨を担当者に伝えることも忘れないようにしてください。転職エージェントは仕事としてマッチングや転職サポートを行っていますから、競合会社があることで適度な緊張感をもってサポートをしてくれます。

スキルや経歴など等身大の自分を転職エージェントに伝える

転職エージェントは一緒に転職成功を目指すパートナーですから、嘘をつかず、スキルや経歴、経験値などは正確に伝えてください。

「早く転職を決めたい」、「良い会社に入りたい」と思う気持ちがあると、現実よりも自分を良く見せたくなることもあるでしょうが、嘘をついて転職しても結局自分自身が苦しむことになります。

そのため、ぜひ等身大の自分を転職エージェントに伝えるようにしてください。

転職の希望条件を妥協せずに伝える

転職に関して、収入や待遇、職種や働き方など、希望する点はすべて転職エージェントに伝えましょう。そのなかには実力に見合わない過大な要求があるかもしれません。

しかし、転職エージェントはマッチングのプロですから、明らかに叶わない希望は教えてくれますし、叶いそうな希望であればその実現を目指してくれます。遠慮して言わなかった場合、後悔することもあり得ますので、希望は何でも伝えておきましょう。

転職エージェントに対して真摯な対応をする

転職エージェントに対しては、約束を守ることや礼節をもって対応するなど、真摯な対応をするようおすすめします。

「エージェント」という言葉の雰囲気から、「自分側の人」と思いがちですが、エージェントは転職希望者と企業の双方に満足してもらうことを仕事としています。そのため、明らかに礼儀を欠く人や、約束を守れない人であれば、大切な取引先である企業に紹介することをためらいます。

一方、転職エージェントに「誠実な人」と認識されれば、その点も企業にアピールしてもらえますから、転職希望者にとってもプラスになります。

自分と担当者の相性が良くないと感じたら早めに伝える

もしエージェントとの相性が良くないと感じたら、早めに申し出て担当を交代してもらいましょう。

人間同士である以上、相性が悪い人が存在するのは無理のないことです。そのため、誠意をもって接しているのに信頼関係が結べない場合、担当を変えることへの遠慮は不要です。

Webデザイナーの転職に関するよくある質問

この項目では、Webデザイナーの転職に関連してよくある質問にお答えします。

Webデザイナーの平均年収を教えてください

「求人ボックス」の統計によれば、2024年4月30日現在のWebデザイナーの平均年収は444万円と報告されています。

一方、国税庁が発表している「令和4年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本の給与所得者の平均年収は458万円とされているので、Webデザイナーはほぼ平均的な年収を得られる職種と言えるでしょう。

とはいえ、Webデザイナーとして年収1,000万円を超える人も少なからず存在しますから、頑張ってスキルアップ、キャリアアップを果たせば、十分に平均以上の暮らしが可能です。

Webデザイナーが活躍するシーンはどんなものがありますか?

Webデザイナーが活躍するのは、まずサイトの設計段階で画像の配置などを検討しながらワイヤーフレームを作るときです。続いてWebデザイナーは、PhotoshopやIllustratorなどのソフトウェアを使って画像の加工や編集を行っていきます。

このとき、ユーザーにとってサイトが使いやすいかどうか、Web全体のデザインがサイトの目的や方向性とあっているか、といった点にも気を配ります。

そのあとの工程として、プログラミング言語でソースコードを書いていくコーディングという作業がありますが、Webデザイナーは、この作業を行うタイプと行わないタイプに分かれます。どちらが良いとは一概には言えませんが、コーディングまでできた方が便利であることは間違いありません。

会社が求めているWebデザイナーとしての人材の特徴を教えてください

会社が求めるWebデザイナーの特徴として重要なのは、そもそもWebデザインが好きなこと、効率を考えながら作業ができること、わからないことを質問したり調べたりできること、コミュニケーションスキルがあること、などです。

1番目にあげた「Webデザインが好きなこと」は、あらゆる仕事に言えることですが、好きだからこそ工夫や努力ができますし、困難やトラブルを乗り越える力もわきます。また、嫌々仕事している人がいると周囲のモチベーションも下がりますし成果も上がりにくいでしょう。

「効率を考えながら作業ができること」はクリエイティブな仕事に欠かせない要素です。ITやWeb関連ではしばしば新しい技術が導入されるので、既存の「効率の良さ」にとらわれず、変化する状況に対応しながら効率を考えるスキルは重宝されます。

「わからないことを質問したり調べたりできること」は好奇心があることと問題を先送りしない素養の両方があってできることです。わからないまま、自信がないまま作業をする人はクライアントのニーズを汲み取れませんし、成長もしにくいでしょう。

また、Webデザインはクライアントやプロジェクトメンバーと相談しながら進めていく仕事なので、「コミュニケーションスキルがあること」も非常に重要です。

ポートフォリオの作り方がわかりません

Webデザイナーの就職や転職にとって、ポートフォリオは大きな比重をもちます。

「Webデザイナーなら手掛けたサイトのURLを提示すれば良いのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、採用担当者はサイトにアクセスしても、応募者がアピールしたい部分を見てくれないかもしれません。一方ポートフォリオなら、自分が得意な点、見せたい点を強調できます。また、見せたい順序なども指定できますし、どんな狙いで作ったか、どの程度の時間をかけて作ったかも伝達可能です。

これを踏まえて、Webデザイナーのポートフォリオは、成果物のコンセプトや要点を説明して自己のスキルや経験をアピールできるように作りましょう。また、プロフィールページを作って、業務経歴や仕様ツールなども伝達しましょう。

ちなみに、Web業界の転職に特化した転職エージェントであれば、ポートフォリオの作り方にもアドバイスしてくれることが多いので、ぜひ相談してみてください。

Webデザイナーの転職における面接ではどのようなことを聞かれるのでしょうか?

Webデザイナーの面接で聞かれることが多いのは、転職の理由や志望動機、得意な業務や強み、入社後どんな仕事をしたいか、などです。

転職の理由については前職のネガティブな内容が前面に出過ぎないように注意しましょう。例えば過度な残業を強要されたりパワハラを受けたりした事実を話すとしても、愚痴や悪口にならないように、端的に話すよう心がけましょう。

志望動機はなぜWebデザイナーを選んだか、なぜその会社を選んだかを話す重要なポイントなので、その会社を選んだ意味や業務への熱意を絡めて答えるよう準備してください。得意な業務や強みは自分自身のアピールポイントなので、予想される業務にマッチする自分のスキルをしっかりアピールしてください。

また、入社後どんな仕事をしたいかは、自分自身の希望を語るだけでなく、その会社の業務にどのように貢献できるかが重要です。

Webデザイナー向けの転職エージェントは一般的な転職エージェントとどういった違いがありますか?

Webデザイナー向けの転職エージェントは、Webデザインを業務とする会社との取引が多く、業務内容にも精通しているので、転職希望者と企業の双方が満足するマッチングが期待できます。

また、非公開求人などの一般的な転職エージェントでは得られない情報を獲得できるのは、Webデザイナー向けの転職エージェントならではの特徴です。

さらに、Webデザイナーの転職に重要な意味をもつポートフォリオへのアドバイスを受けられることも多いので、Webデザイナー向けの転職エージェントを選ぶメリットは非常に豊富です。

【まとめ】Webデザイナーの転職は専門の転職エージェントの利用が鍵!

Webデザイナーとして転職するなら、Webデザイナー専門の転職エージェントがおすすめです。業界に精通したエージェントなら転職を希望する人の要望や経験、スキルにあった企業とのマッチングが期待できますし、非公開求人を紹介してもらえるメリットもあります。

また、Webデザイナー専門の転職エージェントの中にも、経験が少ない人に適したサービスを行っている会社や、ハイクラスの転職に特化した会社もあるので、ぜひタイプを見分けて自分に合うエージェントを選んでください。